アメリカのメロディックパンクバンドNOFXの「New Happy Birthday Song?」紹介します。
ボーカルのファット・マイクが立ち上げたパンクレーベル「ファット・レック・コーズ(Fat Wreck Chords)」は、アメリカ最大級のパンクレーベルとなっている。
90年代のメロディックパンク・スケートパンクを代表するバンドだ。
それでは、「New Happy Birthday Song?」についてです。
【名曲】New Happy Birthday Song? / NOFX
NOFXの「New Happy Birthday Song? 」は、2002年にリリースされた「45 or 46 songs that weren’t good enough」というアルバムに収録されている。
アルバムのタイトル「45 or 46 songs that weren’t good enough」は、「45か46のいまいちだった曲たち」という意味だ。
アルバムのタイトルのとおり、これまでの音源に採用されることのなかった曲たちを集めたアルバムだ。
2ディスク構成で47曲が収録されている。タイトルには「45 or 46」とあるのに、47曲収録されているテキトーさもNOFXらしい。
【歌詞一部引用】New Happy Birthday Song? / NOFX
Happy birthday, you’re not special. you’re getting older, but not much better. we all want to embarrass you, that’s why we’re singing this song.
誕生日おめでとう、でもお前が特別な存在ってわけじゃないぜ。
お前は年だけとって、なにも成長しちゃいない。
おれたちはお前をばかにするために集まったんだ。
だからこの歌を歌ってるんだよ。
NOFXは歌詞がおもしろい曲がおおい。
わかりやすくて、皮肉めいてジョークがまざっているような曲がたくさんある。
この曲も一種のジョークとして歌われている曲だ。
“you’re getting older, but not much better” のところは、最高に皮肉がきいていてNOFXらしい曲になっている。
曲は45秒の短さで終わる。
アルバムのタイトルといい、曲の歌詞といい、かれらの馬鹿げた遊び心が伝わってくる作品になっている。
友人の誕生日を祝う時には、いつになっても思い出してしまう1曲だ。