PR

【反戦ソング】Still Waiting / Sum 41

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事ではSum41の「Still Waiting」という曲の解説をしていきます。

Sum41は2023年5月8日に、SNSにて解散を発表しました。

1996年にカナダで結成されたバンドが27年の歴史に終止符をうちます。

Sum41は2023年3月に、日本で開催されるパンクロックフェス「PUNK SPRING 2023」への出演も予定されていました。しかし直前になって「家族の緊急事態」という理由で参加をキャンセルしていました。

「PUNK SPRING 2023」への参加バンドの中でも大きく注目を集めていたSum41の直前キャンセルの発表は日本のファンを大きく驚かせていましたが、まさかその先には解散の発表が待っていたとは、ファンにとってはさらなる驚きです。

そんなSum41の代表曲でもある「Still Wating」ですが、この曲にはどんな想いが込められているのでしょうか?

【名曲】Still Waitingに込められた反戦の想い

この曲では一貫して反省に込める想い、世界から憎しみ・闘いをなくしたいというようなメッセージが伝わってきます。キャッチーなメロディに政治的・思想的なメッセージをのせて歌うSum41らしい1曲になっています。

このMVの冒頭では偉そうなレコード会社?の男のような人にバンド名について言及されてます。その男の会話のやりとりがなんともポップパンクバンドらしいジョークを含んでいておもしろいです。

「数字がついてるバンドってイけてないんだよ、Blink182とかGreen Day75とかさ」

「今いけてるのは”The”がついてるバンドなんだよ」

「だからお前たちは”The Sums”だ」

といったやりとりです笑。

バンド名だけでなくメンバーの名前まで変えられてるのも笑えます。
豪快に飛び跳ねながら演奏し、最後にはセットも破壊していく様子が90年代パンクバンドっぽくてかっこいいです。

【歌詞一部引用】Still Waiting / Sum 41

So am I still waiting
For this world to stop hating
Can’t find a good reason
Can’t find hope to believe in


俺はまだ待ちのぞんでいる
この世界が憎しみあうことを止めるのを
そんな世界になると思える理由なんてないけど
信じられる希望だってないけど

世界は彼らが待ち望んでいる姿にはまだなっていないですが、彼らもまたファンの待ち望む姿ではない解散に向かおうとしてます。

今でもまだ彼らが再び日本にきて演奏してくれるのを待ち望んでしまいますね。