PR

【15年前の問いの答えは?】Believer / ken yokoyama

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Hi-STADARDのギターのKen Yokoyakaが単独名義ではじめた活動の1stアルバム「The Cost Of My Freedom」。

The Cost Of My Freedomの代表曲の1つになっているのが11曲目の「Believer」だ。

当時はバンドメンバー4名中2名が外国人という構成だった。

今でもライブ・フェスで頻繁に演奏されている曲で、Ken Yokoyamaのデビューから常に彼を代表する曲になっている。

この曲の収録されている「The Cost Of My Freedom」は、人気絶頂だったメロディックパンクバンド「Hi-STANDARD」を活動休止し、Ken Yokoyamaとしてリリースした初めての音源だった。

アルバムの1曲目は横山健の境遇を表すような「I Go Alone」からはじまる。

そしてアルバムタイトルにもなっている2曲目が「The Cost Of My Freedom」、ただこの2曲ともにMVは作成されていない。

なぜ「I Go Alone」と「The Cost Of My Freedom」ではなく、このBelieverがMVになったのだろう?

そしてなぜこの曲が、Ken Yokoyamaというバンドを象徴する代表曲になったのだろう?

BelieverのMVの頃はバンドの初期メンバーで、ギターのコリンが荒々しく演奏している姿がなつかしい。ベースの太っている外国人は、ギターボーカルのkenと仲良しだったサージ。当時のメンバーはこんな感じだ。

  • Ken Yokoyama:ボーカル・ギター
  • Colin Doyle:ギター
  • Serge Verkhovsky:ベース
  • Masatoshi “Gunn” Ishida:ドラムス・通称ガンちゃん

MVを見てもらうとわかるんですが、曲の最後にはギターのソロがあります。Believerはken yokoyamaのライブでの代表曲にもなっています。ライブやフェスでもよく演奏されていて、ギターのソロはライブになるといつもパターンが変わるから、それもファンにとっては楽しみのひとつだ。

ライブやフェスではken yokoyamaがマイクを会場に投げて、お客さんに歌い出しのサビを歌わせることもあったりする。デビューからいままで、ライブを盛り上げる愛されている曲だ。

繰り返し歌われるサビではこんなことを歌っている。

I’m a believer
Not just a dreamer
Do you think I’m strong?
Do you think I’m wrong?

おれは強く信じる男なんだ。
ただの夢みるやつなんかじゃない。
君はおれが強いと思うかい?
君はおれが間違っていると思うかい?

個人的にこのアルバムとこの曲がとても好きです。

なぜここまでデビュー当時から愛される曲だったのでしょう、また同アルバムのレビューも書いてみたいです。

少なくともサビのメッセージがシンプルで伝わりやすいのかもしれない。

Hi-STANDARDの活動が止まった理由は諸説あれど、ギターの横山健の精神病疾患だと言われています。

そんな彼が単独名義でスタートした「Ken Yokoyama」というバンド。

ハイスタ人気絶頂の中でのプレッシャーは計りしれないものだったでしょう。

そんな戦いを経験した彼が、「Believer」で「君はおれを強いと思うかい?君はおれを間違っていると思うかい?」と歌っている。

デビューから15年の月日が経ち、彼がどれだけ強い男で自分の選択を信じ続けた男かは、この「Believer」を聞いているファンが一番分かっていると思う。